活動日誌−活動日誌

【22.02.06】”第1回ジェンダーカフェ”  「ソニータを観て考える」に参加

女性の権利が奪われた   社会に生きれば繰り返される

   政治とジェンダー平等を気軽に話し合う第1回「ジェンダーカフェ JCP With You」がオンラインで開催されたので、私も参加しました。
 第1部はドキュメンタリー映画「ソニータ」の上映、第2部は日本共産党参議院議員の山添拓氏がカフェのマスターに扮し、ゲストとジェンダー平等について語りあいました。     (森下さちこ)


 避難先のイランでラッパーになる夢をみるアフガン難民の少女「ソニータ」を取材した映画で、2015年に制作されました。
 イランに逃れたアフガン難民の施設で、少女たちは「自分の結婚相手が、親にいくら払った」という話をし、ソニータ自身も親からお金のために結婚するよう強制されます。 母親から「娘を売り、息子の結婚資金にする」旨の発言を聞いた施設員が、ソニータに対し「母親が悪い訳では無い。母親もその社会に生きてきたから」と言いますが、「母親自身も自由がなく生きてきたんだ、逃げ道は無いんだ」と言われたように感じました。

何枚もの壁を壊さなければ、  外に出られない社会

 ソニータがラッパーとして活躍するためには、分厚い何枚もの壁があります。アフガン人の家父長的ジェンダー規範、イラン社会の家父長的ジェンダー規範、貧困、難民差別。その厚い壁をひとつひとつ壊していかなければいけません。
 女性活躍を叫ぶ日本にはそういった壁が無いかと言えば、明治時代からの家父長制の名残はあり、DVで苦しむ女性も多く、女性が家の外で活躍するには、壁を壊せた少数では無いかと思います。

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