市政の動き−議会報告

【12.02.19】2012年度予算案の主なもの(2)

放射線量測定器を3台購入

 東日本大震災での福島原発事故で、大気中に放出されたセシウム134が日本全土に降り注ぎました。
 体内被曝が心配される食材への不安が高まっているなか学校給食の食材にも安全性が求められています。
 日本共産党は2011年12月議会で放射性物質の検査機器購入を求めていました。県の学校給食協会と同等の機器3台、750万円が計上されます。

新たな設備投資に固定資産税95%減税

 地域経済の活性化を図るため、中小企業等が新たに取得する設備投資について、取得後2年度間償却資産の固定資産税の95%を減税します。
 対象となる中小企業等は、安城市内に事業所等を設ける資本金の額又は出資総額が3億円以下の法人又は個人。
 対象となる設備投資の種類は、償却資産のうち「機械及び装置」又は「工具、器具及び備品」。
 取得期間は11年1月2日〜14年1月1日の3年間としています。
 減税額は2億5200万円としています。

6億6千万円のプレミアム買物券に補助

 安城市は、地元消費の拡大と市内小売業者の振興を図るため、市政施行60周年記念として、安城市商店街連盟が行う「安城プレミアムお買物券発行事業」に対し、経費の一部(上限額5400万円)を補助します。
 お買いもの券発行規模は、6億円プラス6千万円(プレミアム)です。

夏季巡回ラジオ体操を実施

 市政施行60周年記念事業として、NHKの夏季巡回ラジオ体操を安城市で実施します。
 7月〜8月の夏休み期間中に、安城市総合運動公園陸上競技場をメイン会場として、サテライト会場3か所(東山中学校、桜井中学校、明祥中学校)を設置し、当日は、NHKのラジオで生放送するとしています。予算は300万円余です。

太陽光発電補助4万円(kw)に減額

 安城市は、地球温暖化を防止するため、太陽光発電など家庭における新エネルギーの導入を促進するとして、太陽光発電、太陽熱高度利用システム、太陽光温水器設置に対し補助金を交付しています。
 太陽光発電は、設置費用の低下などを理由に補助額を1kw7万円から4万円に減額します。想定件数は約670件で、1億754万円余計上されます。

グループホーム・ケアホーム、生活介護事業所建設に補助

 安城市は、障害者の地域移行促進に必要となるグループホーム・ケアホームの建設費と、今後も利用が増えることが予測される生活介護事業所を併せて建設する場合に建設費の一部を補助します。
 グループホーム・ケアホームは障害のある人が、地域で自立した生活ができるように、4人〜10人の少人数で共同生活を営む住居です。
 安城市内には現在10か所で運営され45名が入居され、そこから職場や障害者福祉施設に通って生活しています。
 また、生活介護は常に介護が必要な障害のある人が日中に利用する施設で、市内には7か所の事業所があり、約190名が利用しています。
 補助はグループホーム・ケアホームは3棟、生活介護事務所は1か所で、1350万円余計上されます。

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