市政の動き−議会報告
【16.03.06】新安城駅―橋上化し、自由通路と合わせ整備
現在の駅より東側に建設…2018年に工事着手
自由通路を含め、バリアフリー化などの整備が求められていた新安城駅。先頃、市議会各派に対し、整備方針が示されました。
安城市は、自由通路及び駅舎を整備する目的を次のように説明しています。
【自由通路】
南北の往来に必要なバリアフリー化された、いつでも安全に移動できる経路を確保する。
【駅舎】
自由通路とあわせて整備を行うことで、新安城駅の利便性・快適性を高めるとともに、今後、新安城駅周辺地区でテーマ性のあるまちづくりを行うにあたり、その起爆剤としてふさわしい駅にリニューアルする。
これにより「安城の北の玄関口」としてふさわしい駅を整備する。
場所は、現在の駅よりも東側(豊橋側)に自由通路と橋上駅舎を現在のバリアフリー通路を使いながら新たに建設します。
自由通路には上りのエスカレーター、エレベーター、階段を設置しバリアフリー化を図ります。
これにともない現在の駅施設(地下通路、地下駅)は廃止します。
整備費は30億円(概算)、市に負担分は現在、交渉中
整備費は概算で、自由通路が6億6千万円、駅舎が23億4千万円で、合計30億円が見込まれています。
自由通路については、国庫補助事業の対象となるものの、駅舎については補助対象にならないとのこと。しかも市がどれだけ負担するかについては現在、名鉄と交渉中とのことです。
さらに、自由通路の設置部分となる土地が、名鉄の所有であるため、100坪程度の買収を求められているとのことです。
また、地元の要望等により、自由通と駅舎の整備と合わせて行政サービス等(図書館機能・トイレ等)を設置する場合は、市が負担する費用の上乗せが必要となります。
ふかや議員のもとには「新安城駅近辺には、会議等ができる会議室がないので整備を」との声も寄せられており、要望を十分、把握した上で整備することが求められます。
【今後の予定】
2015年度・・・地元住民 に対する事業の周知、意 見聴取
2016年度上半期・・・整 備に関する覚書締結
2017年度末〜18年度 ・・・施工に関する協定書 締結
2018年・・・工事着手