市政の動き−議会報告

【17.07.16】乳酸菌飲料宅配事業 来年度から廃止する方向で検討

安否確認は毎日1件以上、4人の命が助かった

 安城市は社会福祉協議会が行っている乳酸飲料宅配事業を支援しています。
 この事業は、70歳以上のひとり暮らし高齢者(希望者)を対象に安否確認を目的に週2回(16年度までは週3回)1本ずつを無料で配達しています。1987年度から実施しています。
 宮川議員は、利用している人が毎年増加しており、5年間で2割増えている。安否確認(乳酸飲料がたまっていて確認)が398件(16年度)あり、毎日1件以上あったことになる。また、5年間では、安否確認で4人の命が助かっているし、死亡している方を4人発見している。
 このように、安否確認で一定の役割を果たしている。乳酸菌飲料を楽しみにしている方もいるとして、市はどのような見直しをしているのか、質しました。
 市は、高齢者見守り事業として、福祉電話、友愛訪問、給食サービス、町内福祉委員会による見守り活動等があり、16年11月から市内の民間業者等と協力し、高齢者の見守り体制を強化した。
 また、乳酸菌飲料宅配事業は一定の成果があったが、17年度は1300万円余の事業費となる。今後、高齢化が進み大幅な増加が予想されることから18年度から「廃止する方向で検討している」と答えました。  

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