市政の動き−議会報告

【17.10.28】9月市議会最終日 宮川議員が反対討論

次世代自動車購入費補助 お金のある人しか利用できない

   安城市は、環境負荷の少ない次世代自動車(燃料電池自動車、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車、超小型電気自動車)の購入者に対して、4万円から50万円の補助を行っています。
 宮川議員は、「16年度は58台に1325万円の補助を行っている。特にFCVは1台50万円もの補助があり、車両価格は700万円を超える高級車。一般市民にはなかなか手の届かない自動車の購入に50万円もの補助を出すのは問題だ」と指摘しました。

住民票等のコンビニ交付 交付数のわずか1%

 安城市は、2016年12月21日から住民票、印鑑証明書、戸籍謄抄本、戸籍附票のコンビニ交付を開始し、利便性の向上を図ったとしています。
 システム開発及び主な運営費は3000万円余支出していますが、16年度は488枚です。4つの証明書交付数のわずか1%です。
 宮川議員は、「個人番号カードをもっていないとコンビニでの交付はできない。個人カード発行枚数も1万4860枚(8.4%)で、申請しても取りに来ない人もいる。これは、市民の多くがマイナンバー制度は必要であると思っていない証明だ」と指摘しました。

残業のいちばん多い職員 毎日夜10時過ぎまで帰れない

   16年度の時間外労働のいちばん多い職員は1245時間で1か月103時間超となり、これは厚労省が極めて危険が高い過労死認定基準(月80時間以上)を大幅に超えています。毎日、夜10時過ぎまで働いていたことになります。
 宮川議員は、職員の命と健康を守るために、早急な職員の大幅増が必要と指摘しました。

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