市政の動き−議会報告

【18.03.20】市営住宅の増設とバリアフリー化を

安城市にはバリアフリー住宅がない!

   3月7日の安城市議会一般質問で、日本共産党のふかや恵子議員は市営住宅の増設とバリアフリー化を求めました。

 安城市には現在875戸の市営住宅があります。
 市営住宅を含む公営住宅は、「住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸し、又は転貸することにより、国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与することを目的」とした住宅です。
 最近、ふかや議員に県営住宅に住んでおられる方から、「近くの別の県営住宅に住んでいる娘さんが車いす生活を余儀なくされることになり、福祉枠で県営住宅を申し込んでもなかなか抽選に当たらない、何とかならないか」という相談が寄せられました。
 県営住宅にはシルバーハウジングなど、バリアフリーの住宅がありますが、市営住宅にはありません。
 現在、実施計画で、市営井杭山(いぐいやま)住宅、広畔(ひろくて)住宅の建替えが2015年〜2024年度に計画され、井杭山住宅は2020年度完了予定で、広畔住宅は2019年に設計が予定されています。

広畔住宅建替え時は、誰にも優しいバリアフリー住宅を

   ふかや議員は、これらの住宅にバリアフリーを取り入れるべきだと質しました。
 市は「井杭山住宅は現在の54戸から65戸に増設し、25戸を単身者向けにする。すでに詳細設計を終えているので、現在の住戸改善と同程度の仕様とする」「広畔住宅はこれから設計を行うので、増加する高齢者に対応するため、車いすでも利用可能となるよう、玄関引き戸や玄関部分の段差が解消された住戸の導入について、単身者向けの住戸の必要性と併せ研究する」と答えました。
「住まいは人権」です。
 ふかや議員の友人は障がいを持ち車いす生活ですが、バリアフリーの住まいに転居して、今ではヘルパーの利用回数も減らして生き生きと生活しています。

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