市政の動き−議会報告

【18.07.30】エアコン設置は喫緊の課題  普通教室に早期設置を!

日本共産党議員団が市長に申し入れ

   日本列島の広い範囲で猛烈な暑さが続いています。16日から22日までの1週間に、65人が熱中症で亡くなり、2万2千人余が救急搬送されるなど、高齢者や子どもが亡くなる痛ましい事態が起きています。
 気象庁などは、当面続く猛暑に厳重な警戒が必要として、無理な外出は控え、ためらわずに冷房を使用すること、水分や塩分のこまめな補給などを呼びかけています。
 普通教室にエアコンが設置されていないことを知った市民の方からは、「子どもは授業に集中できないよ」「公民館でもアンフォーレでもエアコンがあるのに、なぜ、学校にはないの」「新聞(注・中日新聞)にみよし市は100%設置、刈谷市も今年度中に設置とある一方で、『安城市は未定』とは、どういうこと?」「市長さんは冷房が整った部屋におられるんでしょう」
「子どもたちがかわいそう」等々、設置を望む声が日本共産党に寄せられています。

愛知の設置率は全国平均以下、市は県平均をも下回る   市内の公立幼稚園、小中学校普通教室にエアコンなし

   市内の公立幼稚園及び小中学校の普通教室には、エアコンが設置されていません。
 文部科学省は、おおむね3年に1度、公立学校における空調(冷房)の設置状況を調査しています。
 それによると、昨年4月1日現在における小中学校普通教室のエアコン設置率は、全国平均が49.6%であるのに対し、愛知県は35.7%、安城市は1.3%という実態です。
 市は、今年度予算に「普通教室等空調設備設置検討委託料」として700万円を計上して検討をすすめています。
 予算計上で、設置する方針は示していますが、いつ設置するかは明らかにされていません。
 そこで、日本共産党安城市議員団は、7月25日、市長に対し「市内の公立幼稚園・小中学校の普通教室への空調機器(エアコン)設置を求める申入書」を提出しました。
 申入書は、「エアコン設置は、幼児・児童・生徒の声明に関わる重大かつ喫緊の課題」「エアコンは子どもを熱中症から守るための最低限の施設整備」(名古屋大学大学院・内田良准教授)と指摘したうえで、「本市が、幼児・児童・生徒の健康と生命を守るため、公立幼稚園・小中学校の普通教室への早期のエアコン設置に最大の努力をすることを求めます」としています。

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