市政の動き−議会報告

【18.11.13】まちづくり特別委員会 高松丸亀町商店街を調査

自分達の街を自らリスクを負い運営する

   高松丸亀町商店街は、江戸時代から400年以上の歴史を持つ商店街です。1988年の瀬戸大橋の開通で大手スーパーが進出し、商店街は大打撃となりました。
 イベントで町まちおこしをと実施しましたがうまくいかず、居住者を取り戻すことを決め、これを解決するために「土地の所有権と利用権の分離」の手法を採用しました。
 まちづくり会社(地権者が出資)がすべての商店の地権者と60年間の借地契約を結んで、使用権を取得し、建物を整備、所有します。同社は、テナントの家賃収入から銀行への返済、建物の管理費用などを差し引いた金額を地代として地権者に支払いますが、テナントの売り上げが上がらなければ、下がってしまいます。
 これは、自分達の街を自分達で自らリスクを負い自治権をもって運営をしていこうという、新しい自治組織です。

「歳をとれば丸亀町に住みたいね」と言われるような街を創る

 丸亀町再開発事業は、全長470mの商店街をA〜Gの7街区に分け、「歳をとれば丸亀町に住みたいね」と言われるような街を創るとしています。
 A街区は高級店が集中し、ドーム下の大きな広場は地権者が土地を出して整備し、イベントが開催され、多くの市民が集まります。
 街の中の居住促進には町医者が必要として、C街区のマンションの中に診療所があり、検査機器はすべて備えてあります。そして、診療所の上に高齢者のマンションが42戸あり、安心して在宅医療が受けられます。多くの希望者があるとしています。診療所には手術室、入院設備はないので、県立香川中央病院が後方支援をします。
 今後の導入予定は、生鮮市場、温浴施設、保育園、高齢者福祉施設、高齢者向け賃貸住宅、まちなかの防止拠点としています。
 振興組合の古川康造理事長が「イベントによる町おこしはやめにしましょう」「商店街には消費者の欲しいという商品がないのが衰退の原因」「まず着手したのが全国の再開発の失敗事例の研究である」と語ったことが印象に残りました。

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