市政の動き−議会報告

【18.12.02】革新県政の会が県知事選挙にくれまつ佐一氏の擁立を決定

外国人実習生支援や反貧困など市民運動に取り組む

   革新県政の会は、11月22日の臨時総会で、来年2月に執行される県知事選挙に「くれまつ佐一・愛労連議長」を擁立することを決定しました。
 臨時総会で、くれまつ氏は次のような挨拶をしました。

  ―ふつうのくらしができる社会を―

 97年の消費税引き上げ、翌年からの就職氷河期と若者の非正規化、賃金が下がる一方で社会保険料は大幅に引き上げられ、格差と貧困が拡大しました。
 子どもの貧困、若者の貧困がひろがり、NHKは共働き世帯でも大幅な年収ダウンがあったことを放送しました。下流老人の言葉が有名になりましたが、今年は「働けない働き盛り」を表す中年フリーターという言葉も生まれています。
 生活困難をかかえる住民が増えるなか、関係者と市町村のみなさんもたいへん努力されていますが、県に応援して欲しいという声がたくさん聞かれました。

  ―困っているひとをみんなで助けたい―

 私は大学を卒業して、生協に就職しました。農家の長男ですので当時、産直活動で先進的な名勤生協に入ったのは親孝行だと思いました。そこで学んだことは困った人を助けたい、それは自分でやるだけでなく、みんなで助け合うということです。
 それがやがて労働組合活動に関わるようになり、愛労連にきてからも様々な市民運動を担当してきました。2007年にはベトナム人研修生、2009年に派遣村、そして2011年には被災地への支援と除染ボランティアにも参加しました。メディア規制に反対する市民活動やさよなら原発の運動や生活保護裁判支援の活動など様々な市民運動にも関わってきました。
 いま、県も子どもの貧困対策に力をいれていますが、県の医療費無料制度の通院は小学校入学前までです。市町村からは県が中学まで無料にしてもらえれば、さらに子どもの医療費無料を拡大できると言われています。奨学金問題に取り組んでいる方からは返済に苦労している若者たちの家賃支援を要望され、採用に苦労されている中小企業経営者からもそういう声を聞きました。また労働者救済機関である県労働委員会の機能を取り戻してほしいという労働者の声は切実です。

  ―いっそうのご協力を―

 選挙前も選挙中も相談がやむことはないと思います。すでに約束したこともたくさんあります。広い愛知県をくまなく回ることも容易ではありません。私はSNSで全国からの相談に対応していますので、この活動でもネットをふるに使って頑張ります。
 皆さんの、ご協力をお願いします。

  

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