市政の動き−議会報告

【19.03.25】1697 安心して子育てできる施策・支援を!

3歳未満児は、10年間に大幅増

   今期限りで引退するふかや恵子議員は、7日、任期最後となる一般質問にたちました。
 テーマは、深刻さをましている保育(学童保育含む)行政と難聴者支援。今号では、保育問題について掲載します。
「待機児」問題は、全国的にも大きな問題になっています。
 安城市は、これまで待機児はいないと説明してきましたが、現実的には「希望する園に入園できない」とか「兄弟姉妹が同一園に入園できない」など、『隠れ待機児』の問題は解消されていません。
 表は、2009年と2018年の4月1日現在における園児数(市立・私立・こども園の計)を比較したものです。園児総数の伸びに比べ0歳児から2歳児が大幅に増えており、3歳未満児の入園希望に対応できているかどうかが「待機児」問題の中心です。

深刻な実態! 第1希望に入園できない児童が200人、別々の園に入園が16件も

   ふかや議員は、これまで度々、希望する園に入園できない事例や兄弟姉妹が同一園に入園できない事例などを指摘し、改善を求めてきました。
 ふかや議員は、「今年4月に定員90人と130人の私立保育園がオープンする予定になっているが、これで保護者の希望にそえることができるのか、第1希望の保育園に入園できない児童、兄弟姉妹が同一園に入園できない児童がでるのか、見通しを明らかにすること」を求めました。
 質問に対し、「現時点で確定している第一次募集の利用調整結果として、申し込み総数は1173人、その内決定者は1083人」「未決定者90人のうち49人は自己都合等で辞退、残りの41人は、2次募集への申し込みを案内した」「現在は2次募集の申し込みについて入園選考指標に基づき利用調整を行っている」「第一次募集における内定者1083人の内、第一希望園に決まったのは883人で、それ以外の200人は、幼児は第4希望まで、低年齢児は第5希望までの園に決まった」と答弁しました。
 また、「兄弟姉妹での入園は244件、486人の申し込みがあり、そのうち16件は、兄弟姉妹が別々の園に入園することになった」と答弁しました。
 第5希望でようやく決まる事例や兄弟姉妹が別々の園に通園しなければならない事例など、改めて深刻な実態が明らかになりました。

育休中の保育継続を! −切実な声が議員団に寄せられるー

   日本共産党安城市議団に次のような育休中の継続保育を願う切実な声が寄せられました。

 「私は2歳の子を保育園に預けて正社員として働いています。このたび第二子を授かることができ今年、出産予定です。しかし、安城市には育休退園というものがあります。長女も来年度は2歳児クラス。退園になります。この制度、いったいいつまで続くのでしょうか?
 以前住んでいた地域にはこのような制度はありませんでした。市のホームページにある市民の声等での返答には、数年前からずっと「保育園を拡大します」「保育園を増やします」「現在整備しています」と変わらない文言が続いています。実際、拡大もして園も増えているなら、育休退園の制度は必要ないのではないでしょうか。
 今年も4月から新たに2園が開園になりますし、育休退園の制度についても議論していただきたいです。 育休復帰するときには、元いた園に優先的に入れてもらうこともできないとのこと。わが家の場合、開園時間を考えると、今の園しか選択肢がありません。しかし、年少以上は定員いっぱいです。育休復帰する頃、長女は年中です。入れなかったら私は仕事を辞めなくてはなりません
 育休退園を恐れて産み控えている家庭はあると思います。育休退園を逃れるためには4学年差になります。年齢的に3人目を諦める家庭もあると思います。これも少子化の原因のひとつと思います。育休退園制度について、廃止や緩和などの検討、議論をお願いします」
 ふかや議員は、寄せられた声や「2歳ぐらいであれば集団での生活にも慣れ、通園を楽しみにしている子どもが多い。それが、下に子どもが生まれたからと突然、通園できなくなることは、環境の大きな変化となり、決して好ましくない」という保育士の声も紹介しつつ、名古屋市などが実施しているように育休期間中も保育を継続するよう求めました。
 市の答弁は、「入園事由が就労であっても保育園に入園することが出来ない子どもや、希望順位の高い園に入園することが困難な状況の中、要件に該当しない事案についての継続理由はできない状況となっております」というもの。

 結局、保育園が足りないから育休退園させるということです。

人口増に見合う保育園整備を!

 ふかや議員が、人口増は総合計画を上回っており、それに見合う保育園整備を行うよう求めたのに対し、東山・桜井・安祥地区の整備計画をもっていると答弁しました。

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