市政の動き−議会報告

【19.04.28】義務教育は無償の原則にたち、保護者負担の軽減を!

ふかや議員が3月議会で質問

 子育て世代の方々から、「医療費は無料にしていただいているので、大変助かっています。ありがたいです。しかし、毎月、学校へ納める負担が大きいです。何とかしてもらえませんか」という声が度々、出されます。
 憲法26条は、「義務教育は無償」と定めています。
 ところが、無償であるのは授業料と教科書代だけぐらいで、毎月、多くの費用が必要です。
 下表は、ある学校の1年間の保護者負担です。
 3人目以降の子どもの給食費は、無償であるものの、子どもが2人、3人いる場合の負担は、大変な額になります。
 「義務教育は無償」の原則に近づける施策が必要です。
 ふかや議員は、給食費無償制度を第2子以降に拡大すること、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)を各学校に備え、購入するのはマウスピースのみとすることを求めました。
 教育委員会の答弁は、「鍵盤ハーモニカは息を吹き入れて音を出す楽器であり、児童によっては間違って楽器から息を吸ってしまうこともある。このような楽器を使い回すことは児童にとっても抵抗感があるので、学校で備えることは考えていない。教育委員会としては、すでに各学校において補助教材等の購入の精選をするよう指示している。生活困窮家庭については、就学援助として毎月『学用品費』として補助しているのに加え、この4月からは『新入学児童生徒学用品費』を入学前に支給し、家庭の負担軽減を図っている」というもの。
 保護者負担の軽減は、少子化の歯止めにもなる施策のひとつです。
 ため込まれている基金のほんの一部を活義務教育は用するだけで実現可能です。保護者負担軽減策を実施すべきです。  

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