市政の動き−議会報告
【20.03.22】特別養護老人ホーム・・・第7期計画期間中に整備できず
定員100名は事業者が辞退、29名は2回公募するも応募なし
第7期介護保険事業計画に盛り込まれた特別養護老人ホームの整備が計画期間中(2018〜2020年度)に整備できないことが3月18日に開かれた介護保険・地域包括支援センター運営協議会で明らかになりました。
第7期介護保険事業計画は、定員100名の特別養護老人ホーム1か所と定員29名の特別養護老人ホーム1か所、定員18名のグループホーム2か所、定員29名の介護付き有料老人ホーム1か所を整備する計画です。
計画に沿って、施設を設置・運営する事業者の公募が2018年7月から10月にかけて行われました。この時、公募したグループホーム1か所と介護付き有料老人ホームとともに定員100名の特別養護老人ホームの事業者も決定しました。
ところが、定員100名の特養ホームの事業者が、昨年11月に辞退されたということす。そのため、2022年度末のオープンを条件に、今年1月15日から5月にかけて再公募が行われています。
また、定員29名の特別養護老人ホームは、2回の公募が行われましたが、応募者がなかったということです。
そのため、2か所の特別養護老人ホームは、第7期の期間中には整備できず、第8期に持ち越されることとなります。
辞退や応募者なしとなる要因が何であるのか究明し、待機しなくても入所できるよう、整備を急ぐべきです。