市政の動き−議会報告

【20.08.09】PCR検査の拡充を

PCRの検査体制や療養宿泊施設の現状は?

  新型コロナウイルス感染症が再び猛威を振るっています。愛知県の感染者数は2262人、衣浦東部保健所の所管区域である6市は100人、そのうち安城市は19人(8月3日現在)です。
 大村愛知県知事は、1日1600件の検査体制を整えると表明していますが、今年5月に瀬戸保健所豊明保健分室にドライブスルー方式の検査場を開設して以来、新たに検査場を開設したとの情報はありません。
 また、医療法人豊田会刈谷豊田総合病院は、第二種感染症指定医療機関(6床)に指定されていますが、「東横INN三河安城駅新幹線南口機廚棒澆韻蕕譴討い新攵票堙の宿泊療養施設は6月10日に廃止されています。
 感染者が増えるなかで情報が決定的に不足しています。
 そこで衣浦東部保健所管内の日本共産党議員団は7月31日、衣浦東部保健所を訪問し、「PCR検査の拡充を求める要請」書を生活安全課長の小島正昭氏に提出するとともに、衣浦東部の現状等について懇談しました。
 主な懇談内容は次の通りです。

愛知県衛生研究所は1日500件の解析可能だが・・・

   安城更生病院や八千代病院、その他のクリニックでも医師が必要と認めればPCR検査や抗原検査を受けることができます。
 PCR検査も確実に増えており、保健所での唾液採取であれば1時間に20件も可能ですが、検体は愛知県衛生研究所で解析されるため、自治体から検体が多く届けば、陽陰性の確定に時間がかかることになります。
 衣浦東部保健所には機材がありますが、防疫の環境が整っておらず解析ができません。整えるには地元の理解や莫大な費用がかかるとのことです。
 PCR検査や抗原検査を行わなくても、レントゲンやCTで肺炎の有無を確認する医療機関もあります。
 救急搬送の場合は、検査時間が20〜30分と短い抗原検査で対応しているということです。

対応する職員は、わずか10名

  衣浦東部保健所では現在、10名の薬剤師や獣医師が新型コロナの対応にあたっています。
 国内での感染者が増加し始めた2月頃から土日返上での勤務となっています。2時間の時差出勤をしているものの、残業が月100時間を超える職員もおり、OBなどの増員を要請しても増員されない状況が続いています。
 保健所は、感染者を適切な医療機関につなげることや効率的に疫学調査を行い感染拡大の防止・抑制をしなければなりません。
 職員は、現段階ですでに疲弊しています。過労死ラインを超えて働いている状態です。

衣浦東部保健所は 所管自治体が多すぎる

   衣浦東部保健所の所管区域は安城、刈谷、知立、碧南、高浜、みよしの6自治体です。
 当日、保健所の駐車場で濃厚接触者の唾液検体の採取が行われていましたが、無症状者であっても、みよし市から刈谷市まで検体採取に来られる方もおられます。
 所管区域が広すぎるのではないか、西三河で感染が爆発的に広がった場合、対応できるのか等、危惧されます。
 保健所の運営には多額の費用がかかりますが、新型コロナ感染拡大は待ったなしであり、かつ長期戦となります。
 職員の健康維持と市民の安心のために、増設・増員が必要です。

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