市政の動き−議会報告
【20.11.08】特別養護老人ホーム 全自治体が待機者解消計画を
西三河の待機者2,000人超
愛知自治体キャラバン実行委員会が、特別養護老人ホームの待機者数を尋ねるアンケート調査を実施されています。それによると、西三河9市1町の待機者数は、2023人に達していることが明らかになりました(知立市と幸田町は名寄せがされていないため、実数はこれより少ないと思われる)。
策定中の第8期介護保険事業計画に反映を
現在、すべての自治体で2021〜23年度までの第8期介護保険事業計画の策定作業がすすめられています。
この計画には特別養護老人ホームなどの施設整備計画も含まれます。
下表は、愛知県自治体キャラバン実行委員会が実施したアンケート調査の特養ホームの待機者数です。調査時期や名寄せで若干、違いがあるものの、待機者は合計2000名を超えています。
特養ホームには、原則として市民のみが入所できる地域密着型(定員29人以下)と市域を超えて入所できる広域型(定員30名以上)があります。
そのため、安城市が特養ホームの増設を事業計画に盛り込むとともに、それぞれの自治体が待機者を解消することができる整備計画とすることが必要です。
年末から1月にかけて事業計画のパブリックコメントが実施されます。
誰もが安心できる介護保障を求めて、意見書を提出することが大切です。