市政の動き−議会報告

【21.03.06】介護保険料(基準額)据え置き

高すぎることには変わりはない!

   3月市議会には「介護保険条例の一部を改正する条例」も提案されています。
 65歳以上の介護保険料は、本人の収入・所得により14段階に分かれています。14段階のうち第7段階の
「所得金額120万円以上200万円未満」を「120万円以上210万円未満」に、第8段階の「200万円以上300万円未満」を「210万円以上320万円未満」に、第9段階の「300万円以上400万円未満」を「320万円以上400万未満」に変更することが主な内容です。保険料そのものは月額5,290円(基準額)に据え置かれます。
 第8期介護保険計画(2021〜23年度)策定にあたり実施されたパブリックコメントでは、「所得が低い人ほど所得に占める負担率が高いのは納得できません。非課税世帯は免除するかもっと減免し、高額所得者の負担割合を増やすべきです」など、保険料の引き下げや応能負担を求める意見が提出されています。
 本人が住民税非課税の場合で、介護保険料は63,480円(年)です。これは国民年金の1ヶ月分に相当します。
 このような高い保険料が真に必要なのか。3月市議会での十分な審査が求められます。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
RSSフィード(更新情報)