市政の動き−議会報告

【21.04.04】ゼロカーボン達成に向けた取り組みを

本会議にて全会一致で採択

 安城市議会3月定例会に、ABK♡朝美活代表の野村豊美さんから「ゼロカーボン達成に向けた取組みの推進に関する請願書」が提出され、23日の本会議にて全会一致で採択されました。

ひとつしかない地球を未来の子どもたちに残したい

   3月11日、請願者の野村さんは、請願が審査された産業建設委員会にて「東日本大震災がきっかけで、ゴミ拾いボランティアを始め、プラスチックごみ海洋汚染問題や、SDGsが掲げる17の地球規模の課題に思いをはせるようになりました。大きな社会変革の時、ひとつしかない地球を未来の子どもたちに残していきたい。脱炭素社会にむけて、今すぐ行動変容するよう求められています」と趣旨説明を行われました。

求められる市の具体的対応

  宣言に関する考え方として市長は「スローガン等を掲げ、積極的に行動することは、市民や事業者の意識を変え、取組みの気運を盛り上げる有効な手段で、今後、新たな地球温暖化対策を実施するタイミングに合わせて行うなど、前向きに検討する」と答弁(安城創生会代表質問)しています。
 議会が請願を採択したことからも、下記の請願事項に関する具体的取り組みが求められます。

【請願項目】
1、「ゼロカーボンシティ宣言」を検討するなど、2050年までの二酸化炭素排出実質ゼロの達成に向け、地球温暖化対策を行うこと
2、地球温暖化や気候変動に関することなど、市民や事業者への周知啓発を行うこと
3、自然災害に対する適応力を高め、持続可能な地域づくりを行うこと
4、市民、事業者、他都市などとの連携・協働に努め、環境学習の充実と環境行動の支援を行うこと

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