市政の動き−議会報告

【21.07.09】自由社の中学社会科教科書

一昨年度は不合格

 一昨年度に自由社は他社と一緒に文部省に検定を申請しました。しかし、400か所以上の検定意見(文章内容や表記の仕方について改善を求める意見)が付けられて不合格になっていました。自由社は昨年記述を改め再申請した結果、他の教科書会社に遅れて今年3月に合格しました。
 これを受けて安城市も市民に教科書を展示したということです。
 短時間に日本国憲法の成立について、安城市で使用中の東京書籍と自由社の教科書を比べてみました。その前に、「歴史を学ぶ意義」について中学生にどう説明しているか見てみましょう。

自由社

 「歴史を学ぶとは過去におこったことに関し、同時代の人々がどう考え、どう悩み、どのように解決していったのかを知ることです。」
 「あなたのご先祖の世代をさかのぼっていくと、昔からこの日本列島に住んでいた人たちは、クラスのみんなの共通のご先祖だということがわかります。」
 「日本の歴史を学ぶということは私たち共通のご先祖が生きてきた跡を学ぶということです。」

東京書籍

 「私たちはなぜ歴史を学ぶのでしょう。それは私たちの未来を考えるために歴史が必要とされるからです。」
 「私たちが生きる現代の社会はAI (人工知能)など科学技術の一層の発展により、生活や社会の仕組みが急速に変化しています。また、グローバル化や少子高齢化が進む中で、環境・資源・防災・貧困・平和などに関する多くの課題に直面しています。」

どちらが自由社のものか

 日本国憲法の記述の比較に進みます。どちらが自由社のものだと思いますか。

〇改憲に対する政府の認識
★「日本側は多少の修正を加えるだけで民主化は可能だと考え、改正案をまとめました。」
★「日本政府は初めにGHQの指示を受けて改正案を作成しましたが、大日本帝国憲法を手直ししたものにすぎ ませんでした。」

〇政府に対するGHQの対応
★「しかし、GHQは1946年2月、約1週間で自ら作成した英文の憲法案を日本政府に示し根本的改正を迫 りました。」
★「そこで徹底的な民主化を目指すGHQは日本の民間団体の案を参考にしてから自ら草案をまとめました。」

〇日本国憲法の成立
★「政府は交戦権の否認などを含む草案に衝撃を受けましたが、拒否した場合、天皇の地位が存続できなくなる ことを恐れ、受け入れました。」
★「そして帝国議会での審議・修正を経て1946年11月3日、日本国憲法が公布され翌年5月3日に発効し ました。」
 3つとも前が自由社の記述です。

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