市政の動き−議会報告
【21.08.26】北部学校給食調理場は2学期から稼働
1日1000食調理可能
アレルギー食調理室も設置した北部学校給食共同調理場が完成し、市内小学校11校、中学校4校に2学期から給食を提供できるように準備が進んでいます。
施設に導入したドライシステムは、厨房の床が乾いた状態で調理することで、室内の湿度を低く保ち、細菌の増殖を抑え、食中毒のリスクを軽減する効用があります。
下処理、調理の工程を汚染区域と非汚染区域に部屋ごとに区切り、作業区域を食材が移動する中で給食が仕上がっていきます。
煮物や炒め物をする煮炊調理室に設置された回転釜は、蒸気で全体を包み調理をするタイプで、1度に1000人分の味噌汁やカレーシチューを作ることができます。
回転釜をはじめ、厨房の備品類は、床に水を漏れさせない仕様の機材を導入し、回収した食器やコンテナは、専用の洗浄機で洗浄した後、コンテナ内に直接熱風を送り消毒し、保管します。