市政の動き−議会報告

【23.02.12】大規模校に養護教諭を複数配置

新年度予算に必要経費を計上

 安城市は、2023年度当初予算にスクールアシスタントや看護師の増員とともに、新規に大規模校に養護教諭を複数配置するため2200万円余を計上することを明らかにしました。

児童生徒数600人程度以上の大規模校に複数配置

   国の基準では、児童数851人以上の小学校、生徒数801人以上の中学校に養護教諭を複数配置すると定めており、今年度は市内4校で実施しています。
 市は、けがや病気で保健室に来る児童生徒が多い時や、相談が重なる時でも、ひとりひとりに時間をかけ、丁寧な対応が可能となるように、市独自の基準を設け、新たに児童生徒数600人程度以上の大規模校8校に非常勤養護教諭を複数配置していくと説明しました。

子どもを取り巻く環境は複雑に

   児童生徒数は減少傾向が続いているものの、不登校や虐待、発達障害など子どもが抱える問題は多様化しており、養護教諭の役割はますます重要となっています。
 養護教諭を複数配置することで、修学旅行など宿泊を伴う行事でも、児童生徒を把握している養護教諭が付き添うことが可能になります。
 安城市小中学校長会は、児童生徒の心身の健康・安全へのきめ細やかな指導に対応するため、また、今後も続くと想定されるコロナ禍でも児童生徒の健康・安全を確保するために、養護教諭複数体制確立を要望していました。

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