市政の動き−議会報告

【23.08.27】高すぎる介護保険料で過去最高の剰余金(2022年度)

介護保険料は3年毎に収支トントンになるのが望ましいあり方

 7月27日、「安城市介護保険・地域包括支援センター運営協議会」が開催されたので傍聴しました。会議の中で「令和4年度介護保険事業特別会計決算状況(案)」が報告されましたので、概要を本紙上で報告させたいただきます  (竹内由満子)
 65歳以上(第1号被保険者)の介護保険料は、3年間を1期として期毎に決まります。
 大雑把にいうと、3年間に市民が利用する介護サービスの総量を見込み、そこから1割(一部2割、3割)の利用料を除いた額の23%が介護保険料となります。
 従って、介護保険会計の収支は、期末の3年が終了した時点で収支トントンになるのが望ましい姿です。
 ところが、右表の通り各期末には、多額の介護給付費準備基金と繰越金が残しています。とりわけ第7期と弟8期(2年経過時点)は、過去に比べて大幅に増えています。これは結果として保険料が高すぎたことによるものです。(表の単位は千円)  

保険料決定に当たり、基金は全額取り崩す計画であったが・・・

 私は、第5期(2012〜14年)介護保険事業計画策定時以降、パブリックコメントで意見書を提出してきました。
 直近の第8期(2021〜23年)計画策定時には、保険料に関して次の意見書を提出しました。
 〇毀韻利用すると思われる介護サービス量を過大に推計しないこと、¬鵤害8,000万円余の介護給付費準備基金を全額取り崩すことは勿論、5億4,000万円程度と見込まれる繰越金の全額を活用し、保険料を引き下げることを求めました。
 この意見に対して、,砲弔い討蓮▲機璽咼晃込量・利用回数・給付費が適正であるか、各サービス毎に確認し、必要に応じて推計値を修正している、△砲弔い討蓮基金は全額取り崩すが、繰越金については国・県への償還金等に必要な財源なのでご理解をというものでした。
 ところが、繰越金は5億どころか8億円にのぼり、償還金は約1億円に過ぎませんでした。また基金も使うどころか2.5倍に増えています。
 上表の第8期は3年間の中間年である2022年度末の数字であり、まだ1年を残しています。しかし、23年度の現行予算は、介護サービス費を前年度比11%増と、過去に例のない大幅な増額を見込んでいますので、23年度末剰余金はさらに増えると思われます。
 剰余金は、結果として保険料を取り過ぎたために生まれたもの。第9期介護保険事業計画への反映、議会での十分な決算審議が必要です。

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