市政の動き−議会報告

【25.04.14】2025年度当初予算に計上された新規事業

JR安城駅周辺を整備

 駅の南側にある駅前広場を補完する第2の駅前広場として、日通倉庫跡地を含む周辺を一般車両用の乗降場所や待合スペースとして整備し、ベンチの設置やイベントに活用できる空間とします(工事費3億円)。

 南明治第一土地区画生理事業地内の28街区(デンシティ)に続き、市有地等を活用し、土地の共同化・高度化を推進します(活用事業委託料650万円)。

名鉄西尾線に仮設踏切整備

   現在、名鉄西尾線で分断されている豊田安城線バイパスをつなげるために、市道池浦池上1号線を整備し、名鉄西尾線との交差部分に仮設踏切を設置します。
 名鉄西尾線は鉄道高架化による立体交差の計画があり、全線開通には十数年の機関が必要となります。そのため、仮設踏切の設置となりますが、2026年秋に開催されるアジア競技大会に間に合うように、暫定的に広域道路のネットワークを改善するとしました(仮設踏切設計・施工費1億4000万円)。

ソフトボール場を改修

   2026年度に開催予定のアジア競技大会に向け、ソフトボール場A面や総合運動公園の園路等の改修を行います。
 
ソフトボール場A面改修費:5億1500万円
園路・駐車場・ランニングコース等の舗装改修費:4億2000万円

JR安城駅周辺まちづくりの検討が始まっています

 安城駅周辺は、都市成長に伴う交通量の増加に対応できていません。安城碧南線(大東町-小堤町交差点間)は国の定める主要渋滞区間であり、ららぽーと安城の開業による更なる交通渋滞の発生も懸念されています。

 都市の利用需要の変化に対し、道路や駅前広場の機能にゆとりがなく、効率的な土地利用が図られていないことも課題のひとつにあげられました。JR東海道本線により、都市が南北に分断され、自由な往来が阻害されていることから、市は課題解決に向け「鉄道の高架化も視野に入れ、さまざまな事業を組み合わせたまちづくり手法を検討する」としています。

 昨年9月の補正予算に続き、今年度当初予算では、まちづくり基本調査業務委託料として1500万円が計上されました。
 地域住民から、人の流れが変わることに対する不安の声が上がっています。
 市は、周辺住民に対し情報公開と説明を行い、不安の解消に努める必要があります。

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