市政の動き−議会報告
【25.04.21】マイナンバーカード・マイナ保険証の不安解消を
森下さちこ議員が一般質問
2025年度は、マイナンバーカード(以下「カード」)及びカード内に格納されている電子証明書の更新が必要となる人が増加します。政府はカードやマイナ保険証の普及に努めてきましたが、現場は混乱しています。
日本共産党の森下さちこ議員は、市民の皆さんの不安な声に応え、3月定例会一般質問でカードやマイナ保険証について質問しました。
マイナンバーカードや電子証明書は更新手続きが必要
2025年度に安城市で更新手続きが必要となる見込み人数は?
〇カード:1万6000人程度
〇電子証明書:2万6000人程度
カードや電子証明書の更新手続きをしないとどうなるのか?
〇カードが利用できなくなる。
更新手続きはオンラインでできるのか?
〇カード:マイナポータルからオンラインでできる。その場合、新規カードを受け取るために窓口に来ることが必要。
〇電子証明書:できない。窓口での手続きが必要。
有効期限に注意必要
カードや電子証明書の更新手続きをしないと、マイナ保険証としても利用できなくなるのか?
〇有効期限が切れてから3カ月間は医療情報等が表示されるので、マイナ保険証としての利用はできる。その後、3カ月を過ぎても更新手続きをしない場合、マイ ナ保険証としての利用もできなくなる。
※その場合、国民健康保険加入者に対しては「資格確認書」が交付される。
利用を止める場合の手続き
マイナ保険証の利用をやめる場合の手続きは、オンラインでできるのか?
〇オンラインでは受け付けない。
※国民健康保険、後期高齢者医療の加入者は、市役所国保年金課の窓口または郵送で「利用登録の解除申請書」を提出する。
※他の健康保険組合等に加入の方は、各保険組合等に問い合わせを。
マイナ保険証を持っていなければ、資格確認書が届きます
当分の間、マイナ保険証を持っていない人と後期高齢者医療保険加入者全員に対して、現行の健康保険証の有効期限(国保・後期高齢は7月31日、その他の健康保険組合は12月1日)までに、健康保険証の代わりとなる「資格確認書」が届きます。