市政の動き−議会報告
【25.06.09】デンパーク 2年連続赤字運営
広報活動・物品販売に注力
市の施設であるデンパークは、(公)安城都市農業振興協会が指定管理者の指定をうけ、管理運営を任され、開園当初の取り決めにより、毎年、議会へ事業・収支決算報告を行っています。
2024年度は、開園から累計で1500万人の入園者に達成したものの、年間入園者は目標の53万人には届かず、前年度同水準の48万9611人となったことが報告されました。
さまざまな広告媒体を活用しPRに努め、特にSNSではターゲット層にあわせた情報発信が効果をあげたこと、イベントにあわせた商品の販売を実施するなどし改善に努めた結果、物品販売実勢は前年度よりも伸びたとの報告がありました。
一方で、入園者数が伸び悩んだことや、人件費や委託費、高熱水量費等の高騰を受け、市からの指定管理料が増額されたが、それ以上の打撃があったことなどに触れ、2年連続で赤字運営であっとことが報告されました。
経済効果はあると説明
委員からは、2年連続の赤字運営について厳しい意見や、デンパークの必要性についての言及もありました。
委員からの意見をうけ、今後ららぽーと安城やJAと連携で人を呼び込むことや、入園料値上げの議論を溯上にあげること、また、入園者の約7割が市外からの観光客であり、観光資源としての経済効果がある旨の説明がされました。