市政の動き−議会報告
【25.06.09】被爆80年 核兵器廃絶を願いピースコール
一歩一歩が草の根運動
核廃絶と平和を訴えて、全国から8月の広島と長崎を目指して歩く「平和行進」。1958年以降、途切れる事なく取り組まれ、参加地域、参加者数が最大の草の根反核平和運動です。愛知県内を歩く「あいち平和行進」は、6月2日に安城市にやってきました。
名鉄南安城駅前で、岡崎市内の行進を終えた通し行進者たち一団を出迎え、出発式を行いました。「折り鶴」を合唱し、「安全に元気に平和行進をしましょう!」と安城花ノ木公園へ向け行進を開始しました。
今年は約31名が「ピースコール」「核兵器なくそう」と呼びかけながら、商店街を行進しました。
花ノ木公園の集会では、杉浦副市長が市長からのメッセージを代読しました。 そのなかで「今年、平和都市宣言をする予定がある」と紹介しました。
今年は、日本被団協がノーベル平和賞を受賞してから初めての平和行進となりました。県内通し行進者の大村美恵さんは「平和行進は歩くことで、影響を与えている。自治体によっては、毎年原爆パネル展を開催し始めたり、修学旅行先が広島や長崎に変わったりと変化を繰り返し、ついにはノーベル平和賞につながった」と喜びを語りました。
草の根運動で核兵器廃絶を実現させましょう。