市政の動き−議会報告

【25.11.01】愛知県の軍需産業をめぐるフィールドワーク

2025年日本平和大会in愛知 前日オプショナル企画に参加

 安城市に住んでいると、愛知県が軍需産業の一大拠点であることの実感が持てずにいます。県営名古屋空港や、その周辺の軍需工場を訪れ、現地の声を聞くことで、自分事になるのではと思い、フィールドワークへ参加しました。(森下さちこ)

民間と航空自衛隊が共同利用

 県営名古屋空港は1942年、陸軍の憲兵隊により水田だった土地を強制徴用され、地元住民などを勤労動員しながら防空基地として建設された空港です。
 セントレアが建設された以降も、民間機と航空自衛隊小牧基地とが滑走路を共同利用しています。空港管制は自衛隊に移管されています。
 展望デッキから、小牧基地に駐機しているC−130H輸送機やKC-767空中給油輸送機が臨めます。

全国唯一の海外派兵・輸送拠点

   第一輸送航空隊を置く小牧基地は、全国で唯一の海外派兵・輸送の拠点で、滑走路以外でも離着陸のできる海外派兵向けの軍用機C−130Hのタッチアンドゴーの訓練も行われています。
 デッキ滞在中、ひっきりなしに離着陸を繰り返すヘリコプターの騒音を煩わしく感じました。

隣接の三菱重工で F35ステルス戦闘機を組み立て

 空港に隣接する三菱重工小牧南工場ではF-35Aステルス戦闘機の最終組み立てをしています。飛行試験が終了するまでは日米地位協定対象の米軍戦闘機であるため、事故が起きた場合でも、日本の警察や消防は介入できません。
 日英伊の3か国で共同開発している次期戦闘機設計センターも新築している最中で、骨組みがほぼ完成していました。
 近隣住民は軍需産業により生計を立てていますが、小牧基地では自衛隊機の事故も続発しています。戦争が起きた際、真っ先に攻撃対象なることも想定され、平和と戦争の大きな矛盾を抱えながら暮しているのだと思いました。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
RSSフィード(更新情報)