市政の動き−議会報告

【26.07.26】あんJOY!クーポン 高齢者の利用は低調

利用者のうち市民は約56%

 安城市は、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、「あんJOY!クーポン発行事業」を実施しました。
 実施時期は3月から4月に4クルー体制で、対象は市公式ライン登録者でした。
 本事業は、碧南市など先進自治体の事例を参考に、紙クーポンや現金給付と比べて手数料等が安価である点を理由に採用したものです。
 実施期間中には、スマートフォンを持たない市民から「利用できない」との声が寄せられたほか、市外利用者が多いことへの不満も見受けられました。
 利用者は13万8525人でしたが、このうち市内在住者は7万8197人で、全体の約56%にとどまりました。
 安城市の人口18万7000人と比較すると、市民の約6割が今回のデジタルクーポンを利用しなかったことになります。
 事業としては一定の利用があったものの、市民の利用が過半数には届かなかったことが明らかになっています。

70代以上の利用は9%

   利用額では3億5,900万円余のうち、市内在住者の利用は2億3,900万円(66.8%)でした。年代別では50代が21%と最も多い一方、70代以上は9%にとどまり、高齢者の利用が低調でした。
 物価高騰の影響が市民全体に及ぶ中、特に年収が増えにくい高齢者への支援につながりにくい結果となりました。
 他自治体では、デジタルクーポンを利用できない人に対し、申請により紙クーポンを配布するなど補完策を講じており、今後の検討材料となります。

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