市政の動き−議会報告
【26.08.02】保育士のいる全天候型子育て支援施設
長岡市 「子育ての駅てくてく」
健康福祉常任委員会は、7月21日から23日までの3日間、新潟県長岡市「子育ての駅事業」、
東京都板橋区「子どもの居場所マップ事業」、東京都三鷹市「三鷹市福祉Laboどんぐり山」についてを視察しました。報告します。(森下さちこ)
長岡市では、アオーレ長岡(シティホール)にて総合的な子育て支援体制について説明を受け、その後、未就学児向け施設「子育ての駅てくてく」を見学しました。
長岡市は、保健・福祉・教育を統合した支援体制を早くから整備し、妊娠期から学齢期までの情報を一元管理することで、切れ目のない支援を実現しています。特に雪国特有の課題に対応するため、屋内外を問わず利用できる「子育ての駅」などの全天候型施設を整備している点が特徴的です。今回訪れた「てくてく」は保育士が常駐し、安心して遊べる魅力的な空間となっていました。
また、妊娠期から思春期までを対象とした長岡版ネウボラや発達支援の多職種連携、母子モアプリによるデジタル化など、幅広い年代を支える仕組みが体系的に構築されていることが印象に残りました。
縦割りを乗り越えた組織連携
安城市でも未就学児向けの施設や相談体制は充実しており、提供している支援の水準は同程度と感じました。
一方で、長岡市は縦割りを乗り越えた組織連携が非常に強く、市長の方針や組織風土が政策推進を後押ししているように見受けられました。安城市においても、分野横断の連携をより円滑に進める体制づくりが、市民サービス向上につながると感じます。
さらに、長岡市では若者の居場所づくりとして「ミライエ」を11月に開設予定であり、民間撤退後の施設を活用する取り組みは他自治体にも共通する傾向だと感じました。
今回の視察は、安城市の現状と比較しながら、子育て支援の方向性や組織連携の在り方を改めて考える貴重な機会となりました。

