市政の動き−議会報告

【26.08.31】2025年度一般会計決算は35億円の実質黒字

市は豊か、でも暮らしは厳しい

 27日に安城市議会9月定例会が開会しました。2025年度決算認定議案や条例の一部改正議案、物価高騰対策等を含む26年度補正予算案等が提案され審議されます。

 25年度の一般会計決算は、歳入・歳出ともに前年度を上回り、市の財政規模が着実に拡大しました。
 歳入では、個人市民税の増収により市税が過去最高となり、児童手当の拡充に伴う国庫支出金も増加しました。基金廃止に伴う諸収入の減少はありましたが、全体としては安定した増収となりました。
 歳出では、児童手当の増加による扶助費の伸びや、小中学校のタブレット端末更新、総合運動公園の改修など、子育て支援と教育環境整備、公共施設の更新が大きな割合を占めました。
 財政面では、市債残高は減少し、基金残高は330億円超と高水準を維持、財政調整基金は過去最高額となりました。市の財政は豊かさを増していますが、市民の暮らしは依然として、物価高や生活費の上昇に追いついていません。 

平和都市としての評価は

 昨年、安城市は平和都市宣言を行いました。平和都市としてふさわしい平和行政が進められたかどうかも重要です。
 社会には、まるで戦前のように自由や権利が揺らぐ空気が広がっています。こうした時代だからこそ、自治体が市民の権利と暮らしを守る防波堤となることが求められます。
財政力指数は1.29と高い水準を維持し、実質公債費比率は0.0%と極めて低く、市債の返済負担は軽い状態です。経常収支比率は87.8%となり、やや硬直化の兆しはあるものの、安城市の財政は総じて安定しています。
 安定した財政を、市民の暮らしと権利を守る施策へ確実に届けることが重要です。

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