市政の動き-議会報告
【25.02.03】愛知県地方議員研修会
上下水道事業、国保事業を学習
1月22日に議員研修会が開催され、県内の地方議員が国民健康保険事業や下水道事業について学びました。
冒頭、しもおく奈歩県議より常滑市の採卵養鶏所で確認された鳥インフルエンザへの対応について県へ緊急要望した報告がありました。
第1部では県職員を招き、水道・下水道事業における広域化・共同化及びウォーターPPPについて講座がありました。
議員から矢作川流域上下水道広域連携の現状を問われ、「準備会が発足したばかりでお答えできない」と回答。また、ウォーターPPP導入で企業は利益が出るのかについても「お答えできない」としました。
第2部では社保協の澤田氏を招き、県統一国保税の問題、短期保険証廃止に伴う滞納者への対応、マイナ保険証の課題について講座がありました。
澤田氏は、名古屋市の4人世帯(給与収入400万円)のモデルケースで、21年度に34万円であった国保税が、24年度には42万円に引き上げられている事例を紹介。今後の保険税完全統一の動きで、全ての自治体の国保税が引き上げられる懸念もあり、完全統一の問題点を各自治体から声をあげることの重要性を強調しました。